首の横から上がり

血は心臓から手足、頭皮など末端まで流れて古い血は肝臓までおくりキレイになって心臓に戻ります。頭皮は、首の横から上がり、次第に細く分散し毛髪の1/10くらいの太さの毛細血管から栄養や酸素を補給しています。
血が粘っていたり血管が縮小したら、末端の毛根の育毛環境は大きく損なわれ、局部的に育毛剤は、広い範囲に原因があると育毛剤は効かないか半減します。食べた油分のうち余分な油分は皮下や身体の中に蓄えられ、皮脂の分泌は増えていきます。皮脂をシャンプーで無理に取ると、皮脂腺を肥大させ分泌量が増え、身体の中から調節する必要があります。
薄毛対策として髪をブラッシングすることは、毛根を刺激し頭皮の血行をよくすることにもつながります。とりわけシャンプー前のブラッシングが薄毛対策として効果的です。使用するブラシは、毛足の粗い長目のブラシがよく、ブラシの毛の生えている部分を持ち、ブラシの毛を地肌に寝かせて押しあてます。そして手首をゆっくりと回しながら、頭の丸みに沿って半回転させます。その後に頭頂部から前後左右の髪の毛の生え際に向かってブラッシングを始め、髪の毛の流れに沿ってとかしていきます。次に髪の毛の流れとは逆方向に、髪の毛の生え際から頭部に向かって、ブラッシングしていきます。仕上げに髪の毛の表面をとかしたら終わりです。ブラッシングをする時には、あまり強すぎると頭皮に負担をかけ逆効果になりますので注意しましょう。発毛対策は気長に考えましょう。
育毛の効果を上げるには、原因をいくつ改善できるかで決まり、多くを改善するほど育毛効果がよいのです。育毛剤など外からの手当をおこない、身体の中を整える手当を加えることで改善率、改善速度はよくなります。
男性ホルモンや皮脂などが大きく取り上げられ、それを改善すると育毛効果が上がるという理論が主流ですが、身体の中からもバランスを整えることです。
それに対して人工毛かつらのメリットは、比較的安価でセットがしやすく、毛髪も色あせしにくく、絡みにくいためメンテナンスが楽です。ただ、改善されたとはいえ、見た目が不自然なのに抵抗を感じる人もいるでしょう。また、毛染めなどが難しくヘアスタイルも変更しにくいというデメリットがあります。現在では人毛と人工毛の両方を組み合わせたカツラもありますので、希望にあわせて選ぶとよいでしょう。